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  • 2015.01.02 Friday
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良くなっていく時、悪くなっていく時・・・

JUGEMテーマ:日本の未来

昭和40年頃の銀座の映像をよく観る。

いわゆる、「銀ブラ」と呼ばれていたものだが・・・

映像の中に、老若男女が歩く姿があり

笑っている
笑いながら、楽しそうにおしゃべりをしている
皆、笑っている

当時、決して豊かな時代では無い。
サラリーマンの月給が3万円くらいだったかもしれない。
テレビもようやく白黒テレビが買える様になった。
冷蔵庫もようやく電気冷蔵庫になった。
洗濯機には脱水機が無かった。
自家用車は一部の金持ちのもの。

今よりずっと不便で、物が無い時代だった。
にも関わらず、皆ウキウキしていた。
毎年給料が上がるが、物価も比例して上がるので、別に豊かになっていった訳では無かったのだが・・・
工業化の影響で、電化製品や自動車が相対的に安く感じていただけなのだが・・・
何処でも人手不足で、働く意志がある失業者というものはほとんど居なかった。
サラリーマンは終身雇用で、安定した気持ちで働けていた。

高度成長期であり、何もかもが上向きだったのだ。
池田内閣による「所得倍増計画」の功績では無い。
単に、戦後のどん底から世界平均的に戻るだけの話なのだから、放っておいても経済成長した時期だった。

東京オリンピックは昭和39年
大阪万博は昭和45年

今でこそテロリストの様に思われている学生運動も、真面目に政治を考えていた若者が多く、エネルギーが満ちあふれていただけの話だった。

良くなっていく時は、例え貧乏であったとしても、嬉しいのだ。
幸せなのだ。

しかし、そんな高度成長も、先進国平均まで上り詰めてしまえば、そこで終わり。
昭和50年には終わっていた。
その後の成長に思えることは、幻のバブル経済であった。

一番最初の土地バブル・・・これは、大成功と言っていい。
長く続いたし、高度成長期の続きの様に感じられ、アメリカ経済を抜く勢いであった。

そんな中、人々の心は病んでいった。
働くより、土地を買い、高くなったら売って設ける・・・いわゆる土地転がしなるものが流行った。
そこに生産的活動は無く、つまり働かずに設けるものだった。

国も病んでいった。
バブル経済を演出するということは、借金をして財政出動をしなければならないということだ。
不動産バブル初期には、それに見合う税収があった様に思う。

しかし、そんな幻の経済はいつか終わる。

病んだ人々は、バブル経済が不毛であることを知りながら、更に新たなバブル経済を望んでいった。
つまり、「その時良ければそれでいい」という欲が根底にあったのだろう。

人々に望まれれば、それに答えなければ選挙に負けてしまう政治家たちは、次々とバブル経済を演出しなければならなくなった。
その度に財政出動し、借金が増えてゆく。

しかし、一度バブルの崩壊を知れば、人々も分かってしまうのである。
「今値上がっているものは、本当に価値があるのか?」
「いつか、暴落してしまうのではないか?」
バブル経済を望んだ人々は、バブル経済を信じてもいなかったのだ。

その後のバブル経済は、非常に短期で終わった。
当然、財政出動に見合った税収は得られない。

今や、国の借金は1000兆円を超えてしまい、しかも毎年70兆円を超える借金が増え続けている。
財政出動しても幻すら見れなくなった。
アベノミクスでは、ピクリとも良くなる気配は無い。
経済は低迷し、一次産業機能、二次産業機能は海外に拠点が移り、国内の生産活動は空洞化した。
働く場所が国内に無くなって、働く意志のある失業者は増え続けている。
自殺者と行方不明者を併せると、年間10万人を超えている。
交通戦争と呼ばれていた時ですら、交通事故死は年間2万人程度だったのに。

もう、皆、気付いているのだろう。
もはや日本は経済成長しないことを。

銀座を歩いてみる。

洗練された人は歩いている。
しかし、笑っている人は居ない。
楽しそうな人も居ない。

昭和40年より、皆多くのものを持ち、便利に暮らしている筈なのに。

悪くなっていく時というものは、こういうものだろうか。

もし、これから幸せな時代を迎えたいなら、子供達を幸せにしたいなら・・・

お金や、裕福さを最上の幸せとする今の価値観を変えなければならないだろう。

では、何を最上な幸せな価値とするか・・・

それを、ずっと考えている。

返す当てのない1000兆円の借金が、パチンとなる前に答えを見つけなければならないだろう。

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